家庭用太陽光発電におけるトラブルにはどんなものがあるのか?項目に分けて解説する

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家庭用太陽光発電の普及率は5%程度、設置戸数にして150~180万戸と推定される。

当然販売業者や施工業者も「ピンからキリ」までありますから、トラブルもそれなりに発生しています。年間に約4千件程度発生しているようです。

 

 

◆販売方法に関するトラブル

一番多いトラブルは「訪問販売」です。販売員(営業)が「オーバートーク」で勧誘し契約を取ってしまう。

例えば「投資が直ぐ回収できる」「売電でローンが払える」「補助金がるから持ち出しは0円だ」「パワコンは永久に使える」などと事実と全く違った営業トークで契約して、後々トラブルに発展する。

 

 

◆解約に関するトラブル

相談していた業者が途中で信頼できなくなり、業者を変更しようとしたが変更に応じてくれない。

などといったクレームが多く発生しています。

特定の業者を信用し過ぎて起こるトラブルです。複数社と話をしていれば防げたはずです。

 

 

◆施工に関するトラブル

施工費の安さに気を取られて発注した結果起こったトラブルでしょう。

何事も常識的な価格が有ります。

それ以下なら「手抜き」をしないと工事はできないはずです。

そのような安さの「罠」にはまった結果でしょう。

いっぽう妥当な価格で発注した場合、信頼できる業者と思えますから、無償で修理をしてくれるはずです。

 

 

◆機器のクレームはほとんどないことには注目!

太陽光パネルやパワーコンディショナーなどの機器類に関するトラブルは非常に少ないのが救いです。

それは「太陽光発電システムは安全で信頼できる発電方法である」ことを証明しているのです。

トラブルのほとんどが「販売方法」「契約に関する事」「施工に関する事」、この3つに集約されています。

 

ビジネスチャンスに乗り遅れないと言う「金もうけ主義者」はどこにでもいますから、流行している事業にはつきものでしょう。

 

注意しなければいけないのは、一般国民、消費者の側であり、「安もの買いはしない」「その場の感情で判断しない」ことが大切です。

それなりに高価な買い物ですからじっくりと時間をかけて業者なり施工方法、買う買わない、を判断しましょう。

 

 

◆トラブルを未然に防ぐ心構え?

トラブルの中身を精査すると、行きつくところは「情報不足で正しい判断が出来ていない」ということに尽きるようです。

訪問販売の営業員のオーバートークも情報を正しく知っていれば「撃退」できたでしょう。

 

解約もそうです。

最初から複数の業者と商談を並行的に進めていれば、陥ることのないトラブルでしょう。

そして施工ミスも業者選定が間違っていたからです。

業者の評価、過去の実績が分かっていれば発注しなかったはずです。

 

 

◆具体的にどうすればトラブルを回避できるのか?

情報を知ることはすなわち「自分で勉強しなさい」という事ではありません。

情報氾濫の時代、何でもかんでも自分で知ることは無理です。

 

一番大切なことは「専門家の知恵を借りる」ことなのです。

太陽光発電の設置に関して言えば「相見積もりを取る」ことになります。

例えば5社に相見積もりを出しますと、5社は見積もりの中に盛りだくさんの情報を詰め込んで提案書を出してきます。

 

業者は自分の「得意技」を必ず持っています。

5社の良いところを集約して工事を発注すればトラブルを未然に防止できるでしょう。

しかし業者も人間ですから間違いが有ります。

たまたまベテランの作業員が休んで新人が作業した場合などが考えられます。

 

しかし信頼できる業者なら工事ミスをしても誠意を持って修理(当然無償で)してくれます。

 

業者選定は最安値ではなく、2番目に安い業者を選ぶのも正解かもしれません。

そこは業者の提案内容と提案価格を総合的に判断すれば良いのではないでしょうか。